砦と城のカスタマイズコンテスト No.161 Sacrifice a sheep to a god

作品情報

作品名:Sacrifice a sheep to a god
作者名:Alianrhod
作者シャード:日本/大和
建物種類:城

コンセプト

アンブラに生まれ育ち
アンブラガードの職に付き
アンブラの治安を日々守る彼

だが幸いなことに彼の地はモンスターの侵入も滅多になく
もっぱら妻が生業としている葬儀屋を
片手間に手伝う日々

アンブラガードの彼には1つ特殊な能力あり
それは死者との対話ができること
葬儀の支度を進めていると
夜半に訪う人ならぬ者たち

例えば
強欲頑迷故に妻や子供に去られ
一人寂しく逝った老人
老人の魂は言う
本当は皆と暮らしたかった
せめて私の死を妻子に知らせ
遺産を受け取って欲しいと伝えてくれと

知らせを聞いた妻子らは
驚きつつも老人の本心を知り
物言わぬ老人の額にお別れのキスを落とした

例えば
将来を誓った恋人に指輪の1つも贈りたくて
一攫千金を狙い
危険なモンスターを狩りにでかけた戦士
腕の未熟さか予期せぬ不運に見舞われたか
広大なダンジョンの何処かで
あっけなく帰らぬ人と散り果てる

戦士の魂は言う
私の亡骸を見つけて欲しい
そして掌の中の物を愛しい恋人に届けてほしいと

ガードを本職とする彼は難なくモンスターをなぎ払い
やがて戦士の骸を見つけ
その手の中にあった品物を恋人の元へ届けた

戦士の行方が分からぬまま
憔悴の日々を送っていた恋人は
届けられた光り輝く大粒の金剛石よりも美しい
諦めと悲しみを閉じ込めた涙を一粒零した

アンブラガードのささやかだが人々の思いに寄り添った数々の行動は
やがてアンブラの人々の尊敬と誇りの中心となる

アンブラ村長の誕生である

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アンブラに建てたい城を造りました
いつの日かブリタニア評議会に
アンブラガード出身の村長が
その末席に連なることを夢見て…


作者ブログ記事



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外観 1階 2階 3階
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  • 最終更新:2018-09-09 15:27:00

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